我が『青汁』考 ’09/03/21-30
'09/03/21 我が『青汁』考 ーその1ー
3/11(水)19:30-21:00JFAAC東京セミナールームで開催される、『遠藤青汁』の試飲座談会を食卓賢人倶楽部メルマガで知って、応募しました。
青汁については、食わず嫌いの青くさい・苦いの印象しかなく、この程度で出席では甚だ失礼と思い、一週間程前に遠藤青汁のホームページを漁って、青汁の元祖・遠藤仁郎氏の著書の内、代表的2編を読んでみました。
① 遠藤仁郎著『青汁は効く』1980年初版・主婦の友社 健康ブックス・新書版207頁880円 使用者体験寄稿・効果効能・材料と作り方・飲み方と保存法・各病気の予防治癒効果など、総集編的マニュアル本。
② 遠藤仁郎著『もっと緑を!』1980年初版・文芸社・A5版221頁単行本1260円 青汁博士大いに語る・青汁のおいたち・効能・なんでも青汁・真の健康法など、遠藤仁郎氏の青汁絶賛の一代記。 読み物としてもなかなか迫力があって、一気に読めて面白い本です。
両著共、効果効能を盛んに語り、青汁党を勧めています。
③ 『遠藤青汁グリーンライフ』のホームページにも、沿革や最新の製品案内など詳しく、青汁サーフィンをすると面白いです。 サンプル提供もあって依頼すると、2日間程でメール便で粉末3種4袋と説明書が送られてきます。
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いよいよ、『遠藤青汁』試飲座談会の当日となりました。 前回掲載の2冊の本とホームページの内容が頭にギッシリ入ったまま、40分早く会場のセミナールームに到着。 遠藤青汁の方々と健康飲料談義をしてみたかったからです。 私も長年キダチアロエを有機栽培して、自分にピッタリのアク抜きキダチアロエジュースや粉末を自作・愛飲して健康調整をしていますので、遠藤仁郎氏の青汁との共通点も多く大変興味を持っています。 四国・愛媛県松山市からいらっしゃった(有)遠藤青汁社さんの、代表の松岡功氏・本部長の中井英明氏とお会いできて、私のできたてのアロエジュースや粉末のサンプルをお渡ししながら、青汁談義に華が咲きました。
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3/11(水) 19:30となって、いよいよ「遠藤青汁」の試飲座談会の開始です。(私は、この種の座談会には初めての参加です。)
先ず、(有)遠藤青汁の代表 松岡 功氏から、ご挨拶と講座の主旨のお話がありました。 会社案内書・製品案内書・ケール(結球しないキャベツの一種で、栄養価抜群)のサンプル種もいただきました。
① 関西以西では「遠藤青汁」は知られているが、中部以東で特に関東では知名度が低く、今後、関東を中心に普及運動を推進したい。
② 売上増加が目的ではなく、万人の健康増進のために遠藤博士の考案した青汁をもっと関東地区にも普及させたい。
③ フードアナリストの皆さんに普及運動の主旨を判っていただき、先ず、兎に角一度試飲して、ご自由にご意見をいただきたい。
とのことで、早速、総勢14-5名で試飲をしながらの座談会となりました。
① 試飲の製品は「生(ナマ)のビン入り青汁90ml」で、www//遠藤青汁 で、トップ頁に大きな写真と解説が出てきますので、とりあえず、ご覧ください。
② 90mlとは半合で、昔の牛乳瓶1合=180mlの半分のことです。
③ 黄緑に近い薄緑色のドロリとした外観で、蓋は牛乳瓶と同じ懐かしい厚紙蓋です。
④「愚直なまでに化学肥料の使用や消毒を一切せずに育てたケールの葉を磨り潰して保存料なども一切無添加で、ナマ・ソノモノだけを瓶詰めにする、こだわり尽くした逸品」なので、賞味期間が3日だそうです。試飲品は既に翌日の3/12印でした。関東は少し遠いようです。
⑤ 遠藤博士の方針でTVや新聞雑誌などの広域広告は禁止されていて、案内パンフレットと口コミと「遠藤青汁友の会」で普及活動を地道に展開しています。
⑥ 現代の青汁の製法や普及は遠藤博士が元祖で、60年続いています。青汁は大手の飲料水・食品・医薬品関連各社からも大広告と共に発売されていますが、「遠藤青汁」のような徹底的に安全・栄養にこだわったナマはないようです。
いよいよ蓋をはずして、内心ニガソーと思いながらも、味を確かめるふりして目をつむってグビリとやってみました。とたんに、エェエー?!!。
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瓶を振ってから飲まなかったので、上澄みの透明に近い汁の部分を飲んだらしいです。 昔の体験や先入観で「マズクて苦くて飲めるものではない」と決めつけていましたので、先ず「こんなに飲みやすいのか」と薄味にビックリしました。青汁も進化したものです。
陽のすえた香りとかすかな苦み、大好きなビールのハーフ&ハーフを薄くしたような味。何方かが「漬けすぎた野沢菜みたい」とウマイことを云われていました。更に口に含んで聴き酒みたいに舌全体に馴染ませてみると微かに甘みさえ感じました。
「ヘェーこれならイケそう」と、瓶の中程のドロドロのミクロカットの葉を飲むと云うより食べてみました。 味は同じでしたが、磨り潰した葉がザラザラと舌に残って飲み込み難く、水を少し加えてゆるめると瓶の底まで飲み干せました。 実験的に味わいながらで一瓶4-5口でしたが、良く振ってから飲めば通常2ー3口くらいでしょうか。 一般の濃い目のジュースやネクター類ほど喉越しは良くありませんでしたが、健康のためと割り切り飲み慣れれば好きにもなれそうです。
試飲会で「マズクて苦くて飲めない」と止めた人は、一人もいませんでした。 むしろ、皆さん意外と飲みやすく見直したとの印象の方が強かったようです。 味についは、「美味しくて満足」ほどではありませんでしたが、「合格!!」でした。
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’09/03/25 我が『青汁』考 ーその5ー
遠藤青汁のこだわりの「生青汁」90ml1本の試飲結果の感想を一人一人述べてから、(有)遠藤青汁・営業本部長の中井英明氏より、遠藤仁郎博士の青汁普及活動・製造方法・効能・栄養比較・他社との比較・値段などについて、縷々説明がありました。
関東地区普及には、90ml生の賞味期間3日・ビン詰め・容器回収・容器のデザインなどの要検討事項がありましたが、一番の関心事は、やはり、お値段でした。
90ml(半合)ビン入り10本注文単位で送料含めて、生産地に一番近い四国・中国地区で1本140円、関西地区で180円。 関東地区では250円で、何と生産地域の2倍となりビックリ。
値段差の殆どは物流費(運送費)とのこと。最低毎日朝晩で1合(2本)飲んで一日500円、月60本で15000円。 遠藤青汁の良質・安心・特効は判るけれども、青汁だけに月15000円の継続出費は、関東地区では重た過ぎて、せめて、生産地域なみになれれば、サプリメントの出費とあまりかわらなく、代替も可能となりそう・・・。
との大方の意見で、物流費削減のブレーンストーミング的アイデアが沢山出されました。
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① 生青汁90ml1注文単位10本で、賞味期間が3日、四国から関東まで、幹線と配送トラックで最短1日とみても、残り2日で10本は飲み切れない。
② 関東地区の農家に委託栽培して、関東地区に生産拠点を作れば、期間の短縮と物流費の削減ができて、四国・中国地区なみの価格になれるはづ。
③ ビン詰めから紙パックやアルミパウチ詰めにすれば、割れる心配もなく、空容器の回収のないワンウエイとなり、回収手間や物流費の削減ができる。 ビンの生産・回転のコストとワンウエイ容器のコストとの差が容器回収総費とどのような差異があるかの試算と実験が必要。
④ ビンのロゴデザインが、薬品みたいで普及しにくい。アニメキャラクターをつけたり、親しみやすいキャッチフレーズをつけたり、子供や青汁無関心層に訴求するデザインが必要。
⑤ 苦くない・マズクないことの上手なPR。「マズイから飲む」のTVのCMは逆効果。
⑥ もう少し、滑らかな飲み心地にならないか。
などなど、活発な意見や感想が飛び交いました。
アンケートにも記載し、各自のブログに紹介とまとめをアップすることを約して、約2時間の試飲座談会が終了しました。
終了時、サンプルの生青汁90mlビンを2本いただいて、実験してみることにしました。
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’09/03/27 我が『青汁』考 ーその7ー
帰宅後、参考資料全部を隅々まで読み直しながら、今日の試飲座談会の内容とを合わせて、故遠藤仁郎氏の遺志は脈々と受け継がれていることを改めて実感しました。
いただいた3/12賞味期限の生青汁90ml2本の内の一本は冷蔵庫に保管、もう一本は冷凍庫に保管してみました。
賞味期限3日後の3/15冷蔵庫保管の生青汁90ml1本を良く振ってから計量スプーンで15mlだけ飲んでみました。味の変化は感じず、ザラザラ感も少し滑らかでした。
残り全部は、どんぶりに漉し布をおいて空け、きつく絞ってみました。漉し布はキダチアロエジュース用の洗いざらしのナイロン網でナイロンストッキングほどの網目です。
漉し汁を試飲したところ、多少ドンヨリとピーチネクターほどの濃さと滑らかさがあって、青臭さや苦みも薄く、蜂蜜や添加物など全く不要で、生のままのストレートを誰にでも飲めそうな、一段上の味と食感とを発見しました。 これなら、関東地域の老若男女の誰にでもイケルと直感しました。
絞り粕は、キッチンペーパー上に細かくして広げ、天日に2日間程干して、カラカラに乾いた粒を胡麻擦り機で擦って微粉状にして、空き調味料入れ半分程に保存しました。 試食の結果、味も食感も良く、保存や携帯や各種料理用調味料にも便利に使えそうです。
試飲座談会では、遠藤さん側から「愚直なまでにケール葉を絞ったままの生にこだわりたい」との説明があり、納得しましたが、ホームページには乾燥品も同様と記されてもいます。 液体と固体では吸収速度が違ったり、乾燥課程で差異にならない微量な成分減少も有り得るとは容易に考えられますが、保存性・携帯性・輸送性・汎用性のメリットを加えると、粉末乾燥品の方が、総合的に優れているのかとも思われます。
ガーゼや布巾よりも粗めのナイロン漉し布で漉した汁や、絞り糟を乾燥させた粉末には、生と比べてどのような違いがあるのやら、後日遠藤さんの研究室に尋ねてみるつもりです。
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’09/03/28 我が『青汁』考 ーその8ー
冷蔵庫に保管した1瓶を漉したり糟を乾燥させたりしている最中に、サンプルでいただいたケールの種を蒔いて、自家栽培の青汁を造ってみたいとの衝動に駆られました。
基本は鉢植えの方が管理がし易いですが、ケールは初めてです。 ケール1本当たり直径50cm・高さ40cm程の鉢で、毎日飲むには10鉢くらいが理想的のようで、かなりの広さが必要でベランダでは難しそうです。 でも、高さ3mに達する大葉でなくても、いろいろ工夫の仕方が多々あり、育てながら考える楽しさもありそうです。 先ずは、やってみよう、失敗したら、また、種をいただいて再チャレンジしてみよう、種を蒔いてみることが一番、と夢を膨らませました。
「暑さ寒さも彼岸まで」でお彼岸を過ぎれば暖かさも増して、どんな草花でも種を蒔く適期となりますので、その準備に先ず先行して土造りをしました。 自家栽培のキダチアロエの用土が常備してあるので、それを使って育ててみようと考えました。 うまく育てば、一石二鳥ものです。
キダチアロエ用の、鹿沼土:1、赤玉土:1、有機腐葉土:1、有機野菜の培養土:1苦土石灰少々を大型ビニール袋に入れてから撹拌して良く混ぜ合せ、そのまま保存しておきます。 ケールの芽が出てウマク育ちだしたら、移植時期の植え替え用の鉢土として寝かせて馴染ませておくためです。
お彼岸を過ぎ、染井吉野桜が咲き始めたら種を蒔くつもりですが、南関東地区の開花宣言後、ウスラ寒い日が続き雪までパラつく始末で、今日3/28現在まだ種蒔きはしていません。 早く蒔いて芽が出るのを楽しみにしたいところですが、チョット我慢のしどころです。
種蒔きは、
① 鹿沼土の粒を小型のビニール袋に入れ外から木槌で叩いて砕いた微粒土を、
② 水で湿らせておいた紙を固めたポット型の容器に入れ、
③ 一晩水に漬けて充分水を吸わせた種を1ポット2粒置き、
④ 種が見えなくなる位の薄さで覆土後、
⑤ 一番細かいじょうろで静かに冠水する、やり方です。
・・・桜よ早く咲いてくれ!です。
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’09/03/29 我が『青汁』考 ーその9ー
桜が咲いてポカポカと春本番の陽気が続き始めるようになったら、サンプルでいただいたケールの種を蒔いてみようと、楽しみにスタンバイ中です。 開花宣言後の花冷えで青空の日も続きそうですが、日増しに桜の蕾が脹らんで、開花直前のアノ木全体がボーット濃い桜色に染まり、期待感でワクワクするまでには、今年は少し間がありそうです。
ところで、試飲ようにいただいたもう一本の生青汁は、冷凍中でカチンカチンです。一ヶ月間冷凍したらどのようになるかと試しています。
ときどき見ると冷凍の圧力で蓋が浮き上がっているのが薄いビニールのカバーの上から見えます。瓶の中身は冷凍前と同じような色合いで外から伺い見た限りでは変化がなさそうです。開けて解凍してみたい胸をおさえて、もう暫くガマンの子です。
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’09/03/30 我が『青汁』考 ーその10ー
隣町がお仕事の拠点で、駅の地下街を毎日通ります。きれいで明るい女性専科のような化粧品屋さんがあって、いつも前をただ通過するだけでした。 入り口前の天井まで届く大きなディスプレーの取り扱い商品などが書かれている背景に、あまり大きすぎて気づかなかったケールのハッパを何気なく発見しました。下の方に小さな字で、『青汁』と書いてありました。
百貨店のエレベータが開いたら突然女性の下着売り場だったりしたときみたいに恐る恐る一瞬店内を覗いてみましたら、店の隅にジューススタンドらしきものがボンヤリと見えました。
暫くウロチョロしてから、意を決して店内に入って、ただひたすらマッシグラにジューススタンドへ。 カウンターの上の大きなガラス容器に入った5-6種類の野菜や果物のミックスジュースなどが美味しそうに並んでいて、一番隅に濃い緑色の『ストレート』がありました。
『ケール100%の青汁でございます。』と店員さん。 一番小さいカップ100ccで100円を頼んだら、『お好きなトッピングをどうぞ。』と4-5種類のサプリメントの粉のような栄養剤の並んだケースを勧められビックリ。 純粋種のお試しなので、トッピングは無しで、聴き酒のように少しずつ口に含んで味わってみました。
味は、少し苦い程度でむしろ青汁味をすこし残している感じで、甘みもあり美味しかったです。 飲み心地はザラザラ感やドロドロ感もなく、薄い水ヨーグルトのような滑らかさで、とても飲みやすい感じもしましたが、私の「遠藤青汁生の漉し汁」を少し薄くしたようで、コクが少なく少々物足りなさも感じました。
ケールの種を蒔いてハッパが育つまでに、青汁が飲みたくなったらここに来くれば良いのかな、こんな近いところに新発見!と妙な安心をしたりしました。
最近青汁づいて、何かと青汁に関心が寄ります。いままで全く気にもしていませんでしたが、食品・製薬・化粧品など大手数社が入り乱れてTVや新聞・雑誌で青汁商戦を大展開中なのも健康志向市場制覇の一環でしょうか・・・・。
大広告合戦で青汁が世の中に再認知されることは、喜ばしくも思いますが、トッピングまで過熱してしまっては、天然の純粋な健康飲料を求める側からは反れてしまいそうで、益々疑心暗鬼の健康食品の一種になってしまいそうです。それでは、一生懸命に葉を伸ばしたケールにお気の毒様とさえ感じてしまいます。
でも、青汁にトッピングをかけてグイーと飲んだら『効いたー!』が、ヤッターマンが再出現する現代なのかも知れません。
「遠藤青汁の銀座のジューススタンド」にも、寄ってみたくなりました。
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- 我が『青汁』考 ’09/03/21-30 (2009.03.30)

